車と燃費の関係
車と燃費の関係は、時代によってスタンダードが異なります。
現在、カタログなどに示されてている燃費の表記は、10.15モードが一般的。
以前の測定の方法は、一定の速度で走行した結果を定地燃費として表示していました。
ですが、加速と減速を繰り返す市街地での走行は燃料の消費量が大きくなることや、
その数値の向上を狙った、ギア比と出力特性を持ったエンジンを組み合わせた車が登場するなど、表記上の燃費と実際の燃費がかけ離れたものになることも多かったのです。
燃費を信じて購入して、実際とのギャップに驚くことも。
乗り方や乗る環境によって燃費に差が出るのも理解できます。
そこで新たに登場したのが、市街地を想定した10項目の走行パターンを想定した10モード燃費、さらには、郊外を想定した15項目の走行パターンを加えた10・15モード燃費というものです。
このテストでは、実走することはなく、シャーシダイナモという機械の上でテストします。
乗り方ひとつで燃費が良くなるのもまた事実。