チーズは劣化が進むと苦みが出てきたり、アンモニア臭が強くなったりします。また上手に保存し熟成させることでうまみが増すチーズもあります。チーズの保存の方法について分りやすく解説しています。
チーズを切るのに特に決まりはありません ただし一応の目安として、おいしさを公平に分かち合う、ということを念頭におくとよいでしょう。
青カビタイプ以外は周囲から中心部に向かって熟成するので、1切れに中心部も端も含まれるよう均等に切り分ける、ということです。
また、ヨーロッパの人々なら1切れの量がだいたい20〜30g(250gのカマンベールなら1/8程度)ですが、日本人の場合、その半分の10〜15gがおいしく食べられる量です。
カマンベールのような円盤状のチーズはケーキのように放射状にカット。
ポン=レヴェックなど四角いものは中心から切り分けます。
ピラミッド型のチーズは最初に対角線で半分に切ってから放射状に。
ブリのような大きなものはこんな感じで。
カット売りされているセミハード、ハードタイプは端から棒状に切ります。
青カビの場合はなるべくカビが平等に入るように気をつけて。
サント=モール・ド・トゥーレーヌなど円筒形のチーズは端から輪切りに。
ワラをとってから切ります。