セミハードチーズ一覧

製造工程で、ソフトタイプのものに比べてプレスを強めにかけることで、固形のしっかりとした組織となり、その分だけ熟成もゆっくりと進みます。そのため日持ちもして、扱いやすいチーズと言えるでしょう。

 

サンドイッチやピッツァなどに手軽に使えるので、口にする機会の多いチーズです。
マイルドな食べやすい味わいのものが多くなっており、チーズ入門編にはピッタリです。
ゴーダをはじめ、おだやかで食べやすいものが多いのですが、味の幅は多種多様。
いろいろ食べくらべてみるとよいでしょう。

セミハードチーズ一覧記事一覧

オッソー=イラティの特徴・食べ方

オッソー=イラティ(Ossau-Iraty)のチーズの特徴フランスとスペインの国境にありながら、どちらの国とも異なる独自の文化を持つバスク地方が産地。昔からこの地方の人々にとって、羊は彼らの生活になくてはならない存在ですが、ここにいる羊は他ではあまり見たことのない種類ばかり。繊細な風貌を持つロックフォール用のコーヌ種などとは違って、野性的な羊です。そんなワイルドな羊のエサとなる高山植物も、このあた...

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カンタルの特徴・食べ方

カンタル(Cantal)のチーズの特徴ロックフォールと並びフランス最古のチーズといわれるカンタル。アイボリー色の中身は身が締まり、ナッツを思わせる素朴でやさしい味です。熟成したものは、口に含んだときにやわらかい香りと一緒に薄く発泡性の食感が広がるので、この変わった感触は好みが分かれるところです。表皮は乾いていて、灰白色から徐々に濃い黄色になり、「ボタン」と呼ばれる赤とオレンジ色の斑点が出てきます。...

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サレールの特徴・食べ方

サレール(Salers)のチーズの特徴オーヴェルニュ地方を代表するチーズ。カンタルと兄弟チーズといわれ、製法はまったく同じです。違いは、サレールはすべてフェルミエ(農家)製であることと、つくられるのは4月から11月の間の期間限定であること。草の豊かな時期につくられるサレールは、夏草ならではのさわやかな風味があり、豊饒な大地の恵みが感じられます。乾燥成分が多く、中身が詰まっているので、濃厚。1個約4...

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ラクレット・フランセーズの特徴・食べ方

ラクレット・フランセーズ(Raclettefrancaise)のチーズの特徴フォンデュと並ぶスイスを代表する料理の「ラクレット」は、チーズをとかしてゆでたジャガイモにつけて食べる素朴で温かいメニューです。そこで使われているチーズがラクレット。料理名もチーズ名も同じなのです。料理のラクレッ卜の伝統的な食べ方は、半分に切ったチーズを暖炉の火にかざし、溶けた部分をナイフで削りとってジャガイモにつけて食べ...

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サン=ネクテールの特徴・食べ方

サン=ネクテール(Saint-Nectaire)のチーズの特徴サン=ネクテールは、フランスでは日常のテーブルチーズとして人気。味はかすかにマッシュルームとヘーゼルナッツの風味が感じられます。生地はやわらかく、むちむちと弾力のある食感が楽しめます。サン=ネクテールにも農家製と工場製がありますが、工場製は初心者でも食べやすいやさしい味わい。日本に流通しているサン=ネクテールのほとんどは工場製で、もっち...

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ショームの特徴・食べ方

ショーム(Chaumes)のチーズの特徴ベルギー産のリンバーガーの製法にならってつくられた比較的新しいチーズ。フランスを代表するチーズメーカー、ショーム社の製品で、この会社はほかに低脂肪チーズや羊のチーズも製造していますが、看板商品は社名でもあるこのチーズです。表皮は薄く鮮やかなオレンジ色で、生地はしっかりとした組織で、まるでお餅のようなねっとり感があり、なめらか。マイルドでクセがなく、においも控...

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トム・ド・サヴォワの特徴・食べ方

トム・ド・サヴォワ(TommedeSavoie)のチーズの特徴サヴォワの山岳地帯でつくられる素朴なチーズ。バター用のクリームをとったあとの脱脂乳でつくられるので、脂肪分はやや低め。熟成によってできるしっかりとしたコクがあり、ほのかにナッツを思わせる香ぱしさがただよいます。クセのない穏やかさ。グレーがかったかたい表皮を持ち、そこに白、黄、赤、茶色などのカビが点在。一見すると、ほこりがおおっているよう...

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モルビエの特徴・食べ方

モルビエ(Morbier)のチーズの特徴このチーズの最大の特徴は中央部に水平に入っている1本の黒いライン。これは実はスス。食べても安心な植物件食品添加炭が使われています。この黒いラインは、モルピエが農家の自宅用チーズであったことに由来します。モルビエの産地はジュラ地方で、フランス人の大好きなコンテと同郷です。昔、コンテは共同でつくられていました。しかし、冬の雪深い時期は、酪農場までカード(凝乳)を...

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アジアーゴの特徴・食べ方

アジアーゴ(Asiago)のチーズの特徴アジアーゴの故郷はヴェネチアの北、標高1000mの山の麓にあるアズィアーゴ村。もとは羊のミルクでつくられていて、ヴィチェンツァのペコリーノとも呼ばれていましたが、16世紀、アジアーゴ高原に牛がやってきてからは牛乳製が主流となりました。アジアーゴにはタイプの違う2つの種類があり、同じ名前で呼ばれていますが、味には違いがあります。一般的に知られているのは、アジア...

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クルティンの特徴・食べ方

クルティン(Crutin)のチーズの特徴黒トリュフをこまかく刻んだものと、牛と山羊のミルクとを一緒に煮てつくる、贅沢なチーズがクルティンです。トリュフの媚薬のような香りがしっかりと感じられます。中身はくずれるようなもろい組織で、ぽそぼそしていて素朴な趣があります。このチーズは円筒状で上にひもが結んであります。元々はネズミよけのために、ワインカーヴの天井からつるして熟成させた名残りだそうです。クルテ...

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フォンティーナの特徴・食べ方

フォンティーナ(Fontina)のチーズの特徴北イタリアのヴァッレ・ダオスタ地方でつくられるチーズがフォンティーナです。正式名をフォンティーナ・ヴァッレ・ダオスタといい、ヴァッレ・ダオスタ地方以外の場所でつくられるチーズは、たとえ同じ製法でもフォンティーナとはいわずにチーズ・フォンタルと呼ばれます。フォンティーナはイタリアの、山のチーズの代表的存在。マイルドであっさりしていますが、少しクセのある匂...

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モンテ・ヴェロネーゼの特徴・食べ方

モンテ・ヴェロネーゼ(MonteVeromese)のチーズの特徴デリケートでクリーミー、バターを思わせる心地よい甘みが持ち昧。外皮は薄く麦わら色をしていて、弾力があります。クリーム色の生地は、一面に小さな気孔が点在しているのが特徴です。ヴェネト州ヴェローナ県のレッシーニ山を産地とするこのチーズは、現在も昔ながらの製造方法でつくられています。モンテ・ヴェロネーゼは、使用されるミルクによって2タイプに...

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ブラ・テーネロの特徴・食べ方

ブラ・テーネロ(BraTenero)のチーズの特徴14世紀に生まれた、イタリア北西部ピエモンテ州の人気のチーズ。田舎育ちのこのチーズはクセがなく、やさしい風味とむちむちとした弾力があります。牛乳製が中心。ソフトタイプのブラはブラ・テーネロ、ハードタイプはブラ・ドゥーロと呼ばれています。熟成期間が約45日間のテーネロは、外皮は白く、生地は柔らか、大小の気泡があるのが特徴です。むっちりとして優しい風味...

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カステルマーニョの特徴・食べ方

カステルマーニョ(Castelmagno)のチーズの特徴ピエモンテ州の村カステルマーニョーの農家でつくられるチーズ。個性的な味わいが魅力的。イタリアではワンランク上のチーズとして扱われていて、高級レストランのメニューで見かけます。ほのかな酸味と独特の発酵臭を持ち、ぽそぼそとした生地を口に含むと、ふわっと風味が広がる、奥の深い味です。この持ち味を決めているのは独特の製法。麻袋にカード(凝乳)を入れ、...

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モンターズィオの特徴・食べ方

モンターズィオ(Montasio)のチーズの特徴イタリアの北の端、オーストリアとスロベニアの国境に接する小さな州がこのチーズの産地。モンターズィオという名は、ここの山の名前。13世紀の半ばにモッジオ修道院の修道僧たちによってつくられていたチーズがモンターズィオ山に住む人々に伝えられ、評判を呼び、1773年、地元で公的価格が定められ、一定の生産量を確保するようになったのです。熟成したものは、伝統ある...

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ペコリーノ・トスカーノの特徴・食べ方

ペコリーノ・トスカーノ(PecorinoToscano)のチーズの特徴ペコリーノとは、羊乳でつくるチーズのこと。つまりペコリーノ・トスカーノとは、トスカーナ地方の羊乳製チーズというわけです。塩分控えめの羊特有のやさしくマイルドな風味を最大限に生かした味わいです。このチーズにはソフトタイプのフレスコ(フレッシュ)とセミハードタイプのスタジオナートとがありますが、ずいぶん味わいが違います。フレスコはむ...

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ラスケーラの特徴・食べ方

ラスケーラ(Raschera)のチーズの特徴ピエモンテ州クネオ県の谷あいの盆地でつくられるチーズです。さらに標高900m以上のところで製造したラスケーラは、ディ・アルペッジオ(高地牧場製)と表示できます。見た目はゴッゴツしていて、赤みを帯びたグレー色。熟成が進むにつれて、赤っぽいしみが浮き出てきます。味は、若いうちは上品でデリケート。熟成すると深みとコクが増します。組織はかためながらしっかりとした...

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カチョカヴァッロ・シラーノの特徴・食べ方

カチョカヴァッロ・シラーノ(CaciocavalloSilano)のチーズの特徴頭の小さいひょうたん型や洋ナシ型と変わった形。これはひもにつるして熟成させるため。ひもをかけたあとがあるのが特徴。ビアンコとスモークの2種類があります。表皮はビアンコが白っぽく、スモークが茶色で、生地は引き締まって弾力があります。豊かな風味と上品な甘みがあり、若いうちは繊細なテイストがやさしく感じられ、熟成が進むにつれ...

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フィオーレ・サルドの特徴・食べ方

フィオーレ・サルド(FioreSardo)のチーズの特徴長い歴史を誇るチーズ。山の羊飼いが伝統的につくり継いできた、トラディショナルチーズの一つです。使われるミルクは、サルデーニャ種ムフローネの血筋を引く羊乳。ムフローネはサルデーニャやコルシカにいる野生の羊で、このチーズの味わいは野性味あふれるナチュラルなもの。深みのある味とほんの少しの辛さがあり、羊らしいマイルドなやさしさが感じられます。「サル...

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プロヴォローネ・ヴァルパダーナの特徴・食べ方

プロヴォローネ・ヴァルパダーナ(ProvoloneValpadana)のチーズの特徴イタリアの食料品店で、太いひもで縛ってつり下げられている姿をよく見かけます。クセがなくあっさりとした味で、甘みと酸味のバランスがちょうどよく、日本人の嗜好によく合うでしょう。熟成の若いうちは穏やかで口当たりはなめらか、熟成が進むと強くシャープな味わい。スモークして風味を付けることもあります。もともとは南イタリアが生...

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ラグザーノの特徴・食べ方

ラグザーノ(Ragusano)のチーズの特徴細長い四角形をしています。製法はカチョカヴァッロと同じ。まん中に縛ったひものあとがあります。16世紀にはすでに海外に輸出されていたようです。第一次大戦後、多くのシチリア人がアメリカヘ移り住みました。それにつれて大量にアメリカに輸出されるようになり、そのとき輸送しやすいようにと形が大きくなりました。外皮は黄金色もしくは茶色っぼい麦わら色で、手ざわりはスムー...

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テット・ド・モワーヌの特徴・食べ方

テット・ド・モワーヌ(TetedeMoine)のチーズの特徴「修道士の頭」という意味のユニークなネーミングのチーズ。別名はベルレー。12世紀にスイスとフランスの国境にあるジュラ地方のベルレー修道院の修道士がつくったことに由来します。かつて農民が修道士の頭の数だけチーズを献納していたというエピソードから「修道士の頭」というユニークな名前がつけられたそうです。テェト・ド・モワーヌは濃厚な匂いがあり、甘...

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アッペンツェラーの特徴・食べ方

アッペンツェラー(Appenzeller)のチーズの特徴スイスの北東、アルプシュタイン山脈のふもとのアッペンツェル地方が産地。ラベルには州の紋章である2本足で歩くクマの絵が描かれています。このチーズは、西暦800年ごろ、シャルルマーニュ大帝の食卓に並んでいたといわれています。誕生はさらにさかのぼり、相当長い歴史があります。このチーズ、強い味と香りを持つちます。スパイスを加えた白ワインやシードルの中...

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マリボーの特徴・食べ方

マリボー(Maribo)のチーズの特徴デンマークを代表するチーズの一つ。名前の由来は、ローランド島の町の名。オランダのゴーダの製法をもとにつくられています。14sの円盤型と15sのワックスのない正方形がありますが、主流は正方形。チーズの専門店ではカッ卜して、またスーパーではあらかじめカットしたものをパックして売っています。チーズを作る過程で、カードをホエーの外で圧搾します。中身は薄い黄色を帯びてい...

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サムソーの特徴・食べ方

サムソー(Samsoe)のチーズの特徴マリボーと人気を二分する、見た目もよく似たチーズです。マリボーがオランダのゴーダを模したのに対し、サムソーはスイスのグリュイエールをお手本にしています。19世紀デンマーク王がスイスからチーズ技術者を招いて生み出されたチーズです。サムソーはマイルドでクセがなく、やさしい甘さがあります。かつては円盤状がほとんどでしたが、現在ではワックスのない四角形が主流。生地は引...

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クリームハヴァティの特徴・食べ方

クリームハヴァティ(CreamHavarti)のチーズの特徴当初はデンマークのティルジッターとして知られていましたが、デンマークチーズ界の先駆者ハンナ・二ールセンの業績をたたえ、いつしか彼女の農場の名、ハヴァティで呼ばれるようになりました。表皮は淡い黄色で、ベタベタしています。ほのかな甘みとコクがあり、比較的食べやすいチーズといえるでしょう。熟成3ヵ月を過ぎると、いっそう深い味わいとなります。中身...

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ケソ・マンチェゴの特徴・食べ方

ケソ・マンチェゴ(QuesoManchego)のチーズの特徴「ドン・キホーテ」の舞台として知られる、スペインのラ・マンチャ地方がこのチーズの故郷。実際に、ケソ・マンチェゴは「ドン・キホーテ」にも登場するスペインではとてもポピュラーなチーズです。羊特有の甘さや香りがふんだんに感じられ、口に広がるハチミツのようなミルクの甘み、そしてやさしい食後感がみごとに融合しています。殺菌乳を使う工場製と無殺菌のア...

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マオンの特徴・食べ方

マオン(Mahon)のチーズの特徴地中海に浮かぶ小さな島、メノルカ島はマヨネーズ発祥の地として知られていますが、同時に温暖な気候の中、昔から牧畜を行いチーズづくりが盛んだったところです。かつては地中海貿易の要所であったこの島の港名、「マオン」がチーズ名になっています。マオンは、島で放牧されている牛のミルクを原料につくられます。表面をオリーブオイルでこすりながら熟成させたり、パプリカを加える場合もあ...

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イディアサバルの特徴・食べ方

イディアサバル(Idiazabal)のチーズの特徴フランスとの国境に接したバスク地方のチーズ。表皮は濃いオレンジ色で光沢があり、中身は淡いイエロー。表皮に近い部分は、透明感がある茶褐色をしています。スモークしたような香りと羊乳のほどよい酸味が持ち味。イディアサバルには、燻製したものとしていないものとの大きく2つの種類があります。主流は燻製していないもの。燻製したタイプは当然よりスモーキーな香りが特...

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サン・シモンの特徴・食べ方

サン・シモン(SanSimon)のチーズの特徴牛乳を原料につくられるマイルドでやさしいチーズ。スペインのチーズはちょっと苦手、という人もこれなら食べられるでしょう。産地はスベイン北西のガリシア地方、ゆっくりと時間をかけて圧搾されるため、生地はなめらかで気孔がありません。表面は燻製処理が施されています。クセがなく食べやすいのですが、サン・シモン最大の特徴は、個性的な味。昔懐かしい、ビン入りのコーヒー...

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ニーザの特徴・食べ方

ニーザ(Nisa)のチーズの特徴ポルトガル南東部産のメリーナ・ブランカ種の羊乳を使ったチーズ。カルドと呼ばれる朝鮮アザミの雄しべから作られる凝固剤を入れてミルクを固めるという、独特の製法でつくられています。表皮を洗いながら熟成させるため、スモークしたような濃いオレンジ色をしています。中身はほどよく締まっていて、においが強い。羊乳のチーズなので特有の甘さは感じられますが、ややクセがあり、香りが口の中...

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ランカシャーの特徴・食べ方

ランカシャー(Lancashire)のチーズの特徴形こそチェダーに似ているものの、食べると比較的さっぱりしてマイルドな味わいながら、複雑でなんともいえぬコクがあります。若干の塩けや酸味があり、一度食べたら忘れられない、とても個性的な風味です。この独特の風合いは、特殊な製法によるところが大きいといえるでしょう。一晩ねかせたカード(凝乳)を翌日のカードと混ぜてつくられるので、自然の乳酸菌が働いて、酸味...

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チェシャーの特徴・食べ方

チェシャー(Cheshire)のチーズの特徴11世紀後半からつくられている、イギリス最古のチーズ。名前は、産地であるチェシャー州に由来しますが、チェシャーの州都がチェスターであることから、別名チェスターとも呼ばれています。イギリスのチーズは、一つの種類で色違いのチーズをつくることがありますが、チェシャーもその一つ。色は白、赤、青があり、これは国旗ユニオン・ジャックにちなんだもの。そのせいかこのチー...

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