世界三大ブルーのひとつ。刺激的でシャープ、男性的な味はチーズ愛好家に人気。ピリッとした強い味に羊乳独特の甘みととろっとしたまろやかさがあり美味。
世界三大ブルーチーズのひとつ。
日本で最も愛されているブルーチーズといえば、このゴルゴンソーラでしょう。
青カビの量が少なく、塩味が控えめ。
やわらかくねっとりとしたクリーミーな食感で、ブルーチーズが苦手な人でも好きになってしまう人も多いです。
歴史が長く、原型は紀元前からあると言われています。
ブルーチーズといえばシャープなものばかりと思いがちですが、ゴルゴンソーラのほのかな甘さとマイルドな味に、驚くでしょう。
もともとの産地は、名前の由来ともなったゴルゴンソーラ村のある北イタリアのロンバルディア州。
村のチーズにすぎなかったゴルゴンソーラですが、1870年ごろから海外にも輸出されるようになり、世界じゅうにファンをつくりました。
現在では需要に合わせて、ミラノ近郊の町で大規模な工場生産がされています。
ゴルゴンソーラにはドルチェと呼ばれる甘口タイプと、ナトゥラーレまたはピカンテと呼ばれる辛口タイプがあります。
オリジナルは風味の強いナトゥラーレ(ピカンテ)ですが、一般的に流通しているゴルゴンソーラはドルチェの方。
チーズ通にはピカンテが人気です。
ゴルゴンソーラは料理との相性も抜群ですが、ぜひ試してほしいのが、ともに一番おいしい季節は秋なので、すばらしい季節の昧を楽しんでください。
そのままでもおいしく、料理にも帽広く使えるチーズです。
生クリームで少し伸ばすだけで、おいしくパスタやリソット、ステーキのソースが作れます。
熟した洋ナシの上にのせて食べるのも試してみては。
歯ごたえのあるベーグルや干し柿にも相性がいいでしょう。
ワインはフルーティーな赤がぴったり。