クワルクの特徴・食べ方

クワルク(Quark)のチーズの特徴

ドイツ語圏で作られるフレッシュチーズ。
フロマージュ・ブランに似た白く未成熟な柔らかいチーズ。塩は無添加である。

 

 

ドイツで消費されるチーズの半分近くがクワルクのようなフレッシュチーズ。
ドイツでは、無脂肪のマーゲルクワルク、乾燥質量で脂肪分20%のクワルク(スパイゼクワルク)、脂肪分40%のクリーミーなザーネクワルクの3種類に分けられ、プラスチックケースに詰めて販売されている。
マーゲルクワルクは健康食品として食べられており、ザーネクワルクはケーキなどの材料に使われる。

 

クワルクは日本ではあまりなじみがないが、ドイツでは毎朝食べられていると言われるほど人気。その消費量は年間20万トンを超える。
ドイツのチーズ消費量の半分以上をこのクワルクが占めているのです。

 

クワルクは、フレッシュチーズに分類されるのですが、ヨーグルトに似た感じですが、ヨーグルトよりも断然濃厚です。ギリシャヨーグルトよりも更に濃度が高い感じです。
見た目も食べた感じもヨーグルトに近いチーズということになる。

 

ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加えて固めたもので、チーズは牛乳に酵素や乳酸菌を入れて固めたものです。
クワルクは、生乳に乳酸菌を入れて発酵させてから熱をかけて凝固させるのです。

 

タイプ:フレッシュ
原産地:ドイツ
乳種:牛乳
脂肪分:10%以下

 

 

乳を酸性化させサワーミルクにして凝固させ、こして作られる。普通のチーズは、レンネット酵素を使い凝固させるが、クワルクは固まったカードを一度かき混ぜてからこし布でつるしてホエーを抜いて作ります。
通常のチーズはこの固形物を時間をかけて熟成させるが、クワルクはこの熟成をしない。

 

ドイツでは、沈殿物のカードが硬くならないように攪拌してクリーミーにする。
このタイプは、ややもろく少し乾燥しているがサワークリームのような硬さになる。

 

クワルコはレンネット製法のカッテージチーズや乳清を煮て作るリコッタとは異なる。

 

 

 

 

クワルクのチーズの食べ方

朝食にクワルクにジャムやフルーツ、ミューズリーなどシリアルを混ぜて食べます。
ヨーグルトと同じように食べることができます。

 

またパンに塗ったり、ディップにしたり、マヨネーズの代用品として使ったりします。