アジアーゴの特徴・食べ方

アジアーゴ(Asiago)のチーズの特徴

アジアーゴの故郷はヴェネチアの北、標高1000mの山の麓にあるアズィアーゴ村。
もとは羊のミルクでつくられていて、ヴィチェンツァのペコリーノとも呼ばれていましたが、16世紀、アジアーゴ高原に牛がやってきてからは牛乳製が主流となりました。

 

 

アジアーゴにはタイプの違う2つの種類があり、同じ名前で呼ばれていますが、味には違いがあります。
一般的に知られているのは、アジアーゴ・プレッサート。
円盤形で重さは11〜15kgあり、淡いクリーム色をしています。
生地にはところどころに不規則な気孔があります。
脂肪分が高く、ほのかな酸味と甘みがあり、しっとりとしたやわらかさが持ち味です。そのまま食べるのはもちろん、クセがないのでいろいろな食材と合わせやすいのが特徴。

 

もう一つのアジアーゴ・ダッレーヴォも円盤形で、重さは8〜12kg。
表皮の色は茶色でつやつやとしています。
ダッレーヴォはかたく、アミノ酸の結晶が見られ、引き締まっているのが特徴です。かみしめるほどに味わいが増す趣のあるチーズで、コクのあるおいしさは、一度食べたら忘れられないほどです。
熟成は3ヶ月〜12ヶ月と長く、2年以上熟成させることもあります。
ただし、手に入りにくいのが難点。農家製が中心の生産。

 

  • タイプ:セミハード
  • 原産地:イタリア各地
  • 乳種:牛
  • 脂肪分:プレッサート最低44%、ダッレーヴォ最低34%

 

アジアーゴのチーズの食べ方

アジアーゴ・プレッサートには、フルーティで軽めの赤、またはロゼワインが合います。
グラタンやバスタに、少し厚めにカットしパン粉をつけて焼けぱ、りっぱな一皿となります。

 

アジアーゴの商品一覧(オーダーチーズ)