ペコリーノ・トスカーノの特徴・食べ方
ペコリーノ・トスカーノ(PecorinoToscano)のチーズの特徴
ペコリーノとは、羊乳でつくるチーズのこと。
つまりペコリーノ・トスカーノとは、トスカーナ地方の羊乳製チーズというわけです。
塩分控えめの羊特有のやさしくマイルドな風味を最大限に生かした味わいです。
このチーズにはソフトタイプのフレスコ(フレッシュ)とセミハードタイプのスタジオナートとがありますが、ずいぶん味わいが違います。
フレスコはむっちりとしてしなやかな弾力があり、羊乳のにおいもやさしく、あっさり風味。
一方方でスタジオナートは、キノコにも似た深い香りとコクが出てきて、甘い風味があります。
他の羊乳のチーズに比べるとマイルドな風味が特徴。
若い状態で食べるのが一般的ですが、しっかり熟成させたスタジオナートも近ごろでは人気。
切ったらすぐに食べるようにしましょう。
脂肪分が高いので、時間がたつにつれてベタベタしてきます。
- タイプ:セミハード
- 原産地:イタリアトスカーナ州、ウンブリア州、ラツィオ州
- 乳種:羊
- 脂肪分:ソフトタイプ最低45%、セミハードタイプ最低40%
ペコリーノ・トスカーノのチーズの食べ方
飲み物は、白ワインや軽めの赤ワインが適しています。
現地では生のそら豆と一緒に食べることも。
ゆでた豆類に散らしたり、レタスにくるんだりして食べてみてもいいでしょう。