プロヴォローネ・ヴァルパダーナの特徴・食べ方

プロヴォローネ・ヴァルパダーナ(ProvoloneValpadana)のチーズの特徴

イタリアの食料品店で、太いひもで縛ってつり下げられている姿をよく見かけます。
クセがなくあっさりとした味で、甘みと酸味のバランスがちょうどよく、日本人の嗜好によく合うでしょう。

 

熟成の若いうちは穏やかで口当たりはなめらか、熟成が進むと強くシャープな味わい。
スモークして風味を付けることもあります。

 

もともとは南イタリアが生産の中心でしたが、現在では北部パダーナ平原一帯でつくられています。
19世紀後半に、南イタリアのチーズ職人マジョッティ兄弟が、より豊かなミルクを求めて北へ移住して作られたと言われています。

 

 

形のバリエーションが豊富で、サラミ型に始まり、洋ナシ型、円錐型などさまざま。
もともとは球形をしていて、名前の由来もボールという意味の「プロヴァ」からきた説と製造工程中に何度もチェックすることから、試すという意味を持つ「プロヴォーラ」からきたという説もあります。

 

  • タイプ:セミハード
  • 原産地:イタリア北部パダーナ平原
  • 乳種:牛
  • 脂肪分:最低44%

 

プロヴォローネ・ヴァルパダーナのチーズの食べ方

そのまま貪べてもおいしいし、料埋にも幅広く使えます。
グリルで食べるのもおすすめです。
値段も手ごろなのでソテー、パスタやグラタンなどにどんどん利用してみてもいいでしょう。
ステーキにしても美味。
ワインは軽くフルーティーな赤や白を。

 

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