マオンの特徴・食べ方

マオン(Mahon)のチーズの特徴

地中海に浮かぶ小さな島、メノルカ島はマヨネーズ発祥の地として知られていますが、同時に温暖な気候の中、昔から牧畜を行いチーズづくりが盛んだったところです。
かつては地中海貿易の要所であったこの島の港名、「マオン」がチーズ名になっています。

 

マオンは、島で放牧されている牛のミルクを原料につくられます。
表面をオリーブオイルでこすりながら熟成させたり、パプリカを加える場合もあり、少しばかりの酸味があり、潮を思わせる香りがさわやかです。
濃いオレンジ色から赤褐色の外皮を持ち、やや脂っぽい。

 

熟成は伝統的なものは塩を加えて、最低1ヶ月、オイルとパプリカでこすります。
農家製は無殺菌乳で作り、最低2ヶ月以上熟成させます。

 

熟成の進んだものには、カラスミのようにピリッと辛いシャープな風味があります。
フレッシュなものから熟成が進んだものまで、そのときどきで味わいが楽しめるマオン。
その歴史は、13世紀までさかのぼります。

 

  • タイプ:セミハード
  • 原産地:スペイン メノルカ島
  • 乳種:牛
  • 脂肪分:最低40〜45%

 

マオンのチーズの食べ方

辛口の白・赤ワインやドライシェリーがよく合ういます。
熟成が進んでシャープさが増してきたら、辛口の日本酒の肴にしても以外なとり合わせが楽しめます。

 

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