ウェンズリーデールの特徴・食べ方

ウェンズリーデール (Wensleydale) のチーズの特徴

 

ウェンズリーデールは、もともとイングランド北部のヨークシャー州ウェンズリーデールで生産されていたチーズ。
ヨークシャー・ウェンズリーデールは、ウェンズリーデールで作られたチーズに対してのみ使用できる。

 

熟成期間が1カ月とセミハードタイプとしては短い方でさわやかな酸味が感じられる一方、ミルクのほのかな風味もあるクセのあまりない食べやすいチーズ。
チーズの色は白に近い淡いアイボリー色でイギリスの代表的なチーズである「チェダー」とよく似ていて目は詰まっているがもろく、ナイフを入れるとささくれのような切った跡がつく。

 

 

青カビの入らないセミハードタイプのチーズをウエンズリーデイルと呼び、青カビの入ったタイプはブルー・ウエンズリーデイルと呼んでいる。

 

 

  • タイプ:セミハード
  • 原産地:英国
  • 乳種:牛乳
  • 脂肪分:48%以上

 

 

 

ウェンズリーデールの食べ方

ウェンズリーデールの風味は、甘いリンゴのような果物など甘い食材との組み合わせに適しています。一般的な組み合わせは、チーズにクランベリーが含まれるクランベリー・ウェンズリーデール。
ヨークシャーでは、アップルパイに白のウェンズリーデールを添えることがある。
ヨークシャーやイングランド北東部では、フルーツケーキやクリスマスケーキと一緒に食べられることが多い。

 

 

カビの入っていないウエンズリーデイルにはキリッと冷やしたロワールの白ワインやスパークリングワインなどにも。
ブルーウエンズリーデイルにはボディーのしっかりとした赤ワインと。
合わせられるパンは、バゲット、パン・ド・カンパーニュ、クラッカーなど。

 

 

 

ウェンズリーデールの歴史

イギリスはイングランドの北東部のヨーク州のウエンズリーデイルというところで、11世紀にフランスから渡ってきたシトー派の宣教師たちによってロックフォールの作り方をもたらされたのがこのチーズの起源。
もとは羊の乳で作り青カビタイプのチーズだった。16世紀にヘンリー8世によって宗教弾圧を受け修道院から逃れた僧たちが農民にこのチーズの作り方を伝授した。その時には羊乳製でなく牛乳製のブルーチーズになっていたらしい。