オアハカの特徴・食べ方

オアハカ (Oaxaca cheese) のチーズの特徴

 

オアハカチーズは、メキシコで作られているセミハードチーズ。メキシコではQuesillo(ケシージョ)と呼ばれています。

 

このチーズは白く、モッツァレラチーズのようなストリングチーズとしての特徴がある。
オアハカという名前は、このチーズが最初に作られたのがメキシコ南部のオアハカ州であることに由来している。

 

 

オアハカチーズは、「パスタ・フィラータ」と呼ばれるフレッシュチーズに熱湯を注いで練る製法で作られます。
モッツァレラチーズのように熱湯の中で練りながら、グイーっと伸ばしてたたみを繰り返すことでチーズの繊維が作られます。

 

 

日本で人気の「さけるチーズ」は、このオアハカチーズから着想を得て商品化したものです。

 

 

  • タイプ:セミハード
  • 原産地:メキシコ
  • 乳種:羊乳
  • 脂肪分:約22%

 

 

 

オアハカの食べ方

テキーラと一緒に食べれば、メキシカン。

 

モッツァレラチーズのような淡白な味わいで塩味が効いています。
食感は、「さけるチーズ」のような繊維感があり、熱を加えるとモチモチする。

 

このチーズはメキシコの人々にとっては一番身近なチーズで様々な料理に使われます。
たとえば、ケサディーヤやエンパナーダでは、溶かしたオアハカチーズにウイトラコチェやカボチャの花を和えたものを詰めます。

 

またタコスの上にかけたり、トルティーヤに挟んで鉄板で二つに折って焼けば、ケッサディーヤ(Quesadilla)になります。
炭火焼にした大判トルティーヤにラードを塗って豆のペーストとオアハカチーズ、キャベツやトマトを乗せた「トラジューダ」もオアハカを使った名物料理。