マンステールの特徴・食べ方

マンステール(Munster)のチーズの特徴

このチーズの名前は修道院(モナステール)からきている長い歴史を持つフランスチーズの一つ。
ドイツとフランスの国境であるアルザス地方のヴォージュ山脈にあるマンステールの谷に落ち着いた修道士たちが、山を切り開いて牛を放牧し、そのミルクでチーズ製造を始めたのが始まりで7世紀ころといわれています。

 

14世紀に入ると、マンステールはフランス全土で知られるようになり、アルザスからロレーヌ地方にわたってつくられるようになりました。

 

うすい塩水で洗って熟成。外側はオレンジ色で湿っています。
何度も洗うので強い香りがありますが、皮までしっかり食べられます。
独特の強いにおいを放ちますが、食べてみると比較的マイルド。
ねっとりとクリーミーで、ほのかなミルクの甘みと、食べたあとで鼻にチーズの香りが残る感じ。
臭いですが、クセになる匂い。

 

  • タイプ:ウオッシュ
  • 原産地:フランスアルザス地方・ロレーヌ地方
  • 乳種:牛乳
  • 脂肪分:最低45%

 

マンステールのチーズの食べ方

パンと合わせるよりも料理に使われることのほうが多いようです。
現地ではキャラウェイシード(ハープの一種)と一緒に食べたり、ゆでたてのジャガイモと食べます。
クミンと合わせてもおいしい。
一般的にウオッシュには赤ワインニといわれていますが、マンステールの場合はアルザス産の白がよいでしょう。

 

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