プーリニィ・サン=ピエールの特徴・食べ方

プーリニィ・サン=ピエール(PoulignySaint-Pierre)のチーズの特徴

背が高く、ピラミッド型のチーズ。
そのスマートな姿から、エッフェル塔の愛称で親しまれています。
サン=ピエールという名称は、産地であるベリー地方の小さな村の名前からきています。

 

中身は純白できめ細かく、崩れやすい組織。
塩分は、比較的控えめで、やや酸味が強いもののクリーミーで山羊特有のにおいも軽く、シェーヴルが苦手な人でも試してもみては。
表皮は薄く、生地はしっとりとしています。

 

最初はアイボリー色をしていて、熟成が進むと表面がうっすらとカビをまとってきて外皮が麦わら色になり引き締まってきます。
それが食べごろのサインで、熟成5週間ほどです。
塩味・酸味ともに強さを増し、コクのある濃厚な味に。

 

さらに熟成が進むとカビが黒ずんできます。
塩分と山羊乳の風味が濃縮されるので、このあたりを好んで食べる人もいます。
緑色のラベルが農家製、赤色は工場製です。

 

  • タイプ:シェーヴル
  • 原産地:フランス ベリー地方
  • 乳種:山羊
  • 脂肪分:最低45%

 

プーリニィ・サン=ピエールのチーズの食べ方

やさしいチーズの味に合わせて、フルーティーな辛口の白ワイン、ライトポディの赤ワインと合わせましょう。
パンにのせてトーストにしてもよいでしょう。
熟成の若いものは、小さく切ってサラダに入れてもおいしくいただけます。
熟成ものにくるみを合わせると深いコクが出てオススメ。

 

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