ムラッツァーノの特徴・食べ方

ムラッツァーノ(Murazzano)のチーズの特徴

ピエモンテ州の小さな山の村でつくられている伝統的なチーズ。
この村でつくられたものだけがムラッツァーノを名のることができます。

 

羊乳らしいほのかな甘みと豊かな風味に、洗練されたデリケートなおいしさが融合して、マイルドでとても食べやすいです。

 

羊乳を6割使うことが義務づけられていますが、あとの4割は自由。
牛乳を使ってもよく、もちろん羊乳100%でもよいです。
見た目は、フレッシュなうちはミルク色ですが、熟成が進むにつれて光沢を帯び麦わら色に変わっていきます。
味もマイルドだったものが、長く熟成させたものはしっかりとした味になります。
これを壺に入れて保存すると刺すような辛さのチーズが出来上がります。

 

  • タイプ:ブルビ
  • 原産地:イタリアランゲの丘陵地帯
  • 乳種:羊
  • 脂肪分:最低45%

 

ムラッツァーノのチーズの食べ方

熟成の若いものは薄くスライスしてオリーブオイルとバジルをかけて食べるといいでしょう。
ピエモンテ州産の赤ワインを添えてお召し上がりください。