ボーフォールの特徴・食べ方

ボーフォール(Beaufort)のチーズの特徴

フランスの山のチーズの一つ。
アボンダンス、コンテと合わせ、3大「山のチーズ」と呼ばれています。

 

ミルクをふんだんに使うため、上品なコクとなってチーズの味わいをきわ立たせています。
食べると蜜のような甘みとさわやかな香りが□いっぱいに広がり、しっとりとしてしなやかな食感があります。

 

側面のくぼみは、かつて縄をかけて運んだ名残りです。
アルプスで育てられた牛のミルクの芳醇な香りと甘味、栗のようなコクのある味わいが楽しめます。

 

このチーズの産地は、多くの名チーズを生み出しているイタリアやスイス国境近くにある山岳地帯、アルベールヴィル近くの小さな村で、ボーフォールというネーミングはその村の名前に由来します。
同じように山岳地帯でつくられるハードタイプにコンテやスイス産グリュイエールなどがありますが、それらよりも一回り大きなサイズで、どっしりしています。

 

熟成は最低4ヵ月。
若いものもおいしいのですが、おすすめは9〜18ヵ月たったもの。
独特の風味がさらに増し、よりいっそう深い味わいが楽しめます。
またチーズ好きにはたまらないもう1つのおすすめは夏のボーフォールで、夏の間に山に放牧する牛乳でつくったボーフォール・ダルパージュ。
この夏の間につくられたチーズの生地は、通常のボーフォールよりも濃いクリーム色。
これは牛が食べる牧草の違いによるものです。
太陽の光をいっぱいに浴びた緑の葉や色とりどりの高山植物が、豊かな色や風味をチーズに与えて、絶品に仕上がっています。

 

  • タイプ:ハード
  • 原産地:フランス サヴォワ地方
  • 乳種:牛
  • 脂肪分:最低48%

 

ボーフォールのチーズの食べ方

ワインはフルーティでマイルドな赤や白が最適。
同郷のサヴォア地方のフレッシュな赤か白。
くるみ入りパンやナッツと合わせたり、料理に使ったりと使いやすいチーズ。
チーズフォンデュを作ってみてもいいでしょう。

 

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