ミモレットの特徴・食べ方

ミモレット(Mimolette)のチーズの特徴

植物のアナトーで着色された鮮やかなオレンジ色が印象的。
ミモレットはフランス語で、半分やわらかいという意味。

 

ジュンヌ(熟成の若いもの)はやわらかく、ヴィエイユ(熟成1年以上)となると表面がザラザラになります。
さらに18〜24ヵ月となると茶色くなって、割れるほど。
若いうちはクセがなく、ほんのりナッツの風味もあります。
熟成が進むにつれ濃厚さを増し、ヴィエイユともなると、まるでカラスミのようです。

 

元祖をめぐってオランダかフランスか議論がありますが、オランダがオリジナルというのが定説。
17世紀、フランスで外国からの輸入を禁止にした際、オランダからチーズが入らなくなりました。
そのときにオランダのエダムを真似て作られ始めたといわれています。

 

  • タイプ:ハード
  • 原産地:フランス各地
  • 乳種:牛
  • 脂肪分:最低40%

 

ミモレットのチーズの食べ方

ジュンヌは色みのよさも手伝って、サンドイッチやサラダのアクセントに最適。
熟成が若いものならチーズトーストとしてもいいでしょう。
ワインは軽いフルーティーな白がよく合います。
ヴィエイユはそのカラスミのような味で日本酒、特に吟醸酒との相性がよいです。

 

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