グリュイエールの特徴・食べ方

グリュイエール(Gruyere)のチーズの特徴

テーブルチーズにしてもよし、同じ地域の「エメンタール」同様フォンデュに、またグラタンやキツンュにと、幅広く活躍してくれます。
値段も手ごろなので、日常的に使うのにもってこいです。

 

グリュイエールも熟成の度合いによって味わいが違ってきますが、概して、しなやかでまろみのある味わいが特徴。
「エメンタール」に比べ、より香り高くクリーミーな組織です。
ナッツの風味も感じられ、クリーミーさの中に酸味と塩味もかすかにあり、食べやすいチーズです。

 

スーパーなどで売られている、四角いブロックにカットされたものは熟成3ヵ月程度の若いもので、おだやかなテイストが料理向きです。
チーズそのもののおいしさを味わいたいなら、専門店で熟成したものをカットしてもらうのがいいでしょう。

 

スイスの修道院が発祥の由緒あるチーズ。
産地であるスイス西部のグリュイエールという町の名がつけられたこのチーズの起源は12世紀。
湿ったビスケットのような黄色い表皮を持ち、中身はきめがこまかく、グリンピースぐらいの大きさの気孔が散在しています。

 

フランス国境の山で昔からつくられていたグリュイエール。
産地をめぐって長い間もめていましたが、1952年、イタリアのストレーザで開催された話し合いで、スイスでつくられたものこそ、グリュイエールと呼ぶことができるようになりました。

 

最高のグリュイエールは夏季放牧の間につくったグリュイエール・ダルパージュと呼ぶものです。
「コンテ」とよく似た味わいです。
かつてはコンテをはじめ、フランスのハードタイプの山のチーズの総称をグリュイエールと呼んだようです。

 

  • タイプ:ハード
  • 原産地:スイス フリブール州
  • 乳種:牛
  • 脂肪分:最低45〜49%

 

グリュイエールのチーズの食べ方

フォンデュをはじめ、グラタンやキッシュなどのオープン料理に幅広く使えます。
.スライスして朝食やおつまみにしてもOK。
ドリンクはフルーティーで辛口の白ワインや軽い赤ワインを選ぶとよいでしょう。

 

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