ペコリーノ・ロマーノの特徴・食べ方

ペコリーノ・ロマーノ(PecorinoRomano)のチーズの特徴

イタリア最古のチーズといわれ、古代ローマ時代の紀元前1世紀にはすでにつくられていたとか。
羊乳から作るDOCチーズ。

 

その名のとおり、もともとはローマ近郊でつくられていたので、ローマ地方の羊乳のチーズを意味するこの名がついていますが、現在ではサルデーニャ島でその大半が生産されています。
歴史の古いチーズは、もともと保存食の意味合いから塩けが強いのですが、このペコリーノーロマーノはかなりの塩辛さ。
最近はずいぶん塩分が抑えられていますが、表面に塩をまぶす伝統的な塩漬けの方法をとるため、塩の強さはまだまだ健在。
塩辛いだけではなく、ほのかな酸味と独特のコクと甘みがあります。
後味はヨーグルトとバターの香り。
加熱するとさらにうま味が引き出されます。

 

食べごろは、切り目の表面にホエーがにじみ出て「チーズが泣いている」と形容される状態のとき。
しっとりとして羊特有のマイルドなうまみが味わえます。

 

  • タイプ:ハード
  • 原産地:イタリア各地
  • 乳種:羊
  • 脂肪分:最低36%

 

ペコリーノ・ロマーノのチーズの食べ方

力強くコクのある赤ワインとのマリアージュは最高。
好きな人はそのままかじって食べますが。
一般には粉にして料理に使います。
ローマ近郊で生まれた「カルボナーラ」も、このチーズでつくると本格的に。
パスタ、リゾットなどの料理にもよく合います。

 

ペコリーノ・ロマーノの商品一覧(オーダーチーズ)