パヴェ・ダフィノアの特徴・食べ方

パヴェ・ダフィノア(Paved`Affinois)のチーズの特徴

パヴェとはフランス語で石畳のこと。
その名のとおり、白カビタイプには珍しく立方体の形をしたチーズです。

 

ウルトラ・フィトレーションというミルクを固めるためのレンネット(凝乳酵素)を添加する前に、原料乳から水分を抜くという製法でつくられます。

 

熟してトロトロになっても、くさみが出ないのが特徴。
クセはなく、塩けが薄く味は淡泊なので、若いものは少々もの足りなく感じるかもしれません。

 

おすすめはしっかり熟成が進んだ状態。
ラップで包んで冷蔵庫にねかせ、表皮が茶褐色になって側面がぷっくり膨らむと熟した合図。
通常、チーズは角がへこんでいるとよくないとされていますが、このチーズに限っては大丈夫。
若いうちは芯があったのが、中身がとろけるほどクリーミーな状態になります。
側面がふくらみ熟したものは特に美味。
ミルクのコクのある濃厚な味わいと熟成による芳香が、口いっぱいに広がってきます。

 

  • タイプ:白カビ
  • 原産地:フランスフランス地方
  • 乳種:牛乳
  • 脂肪分:45%

 

 

パヴェ・ダフィノアのチーズの食べ方

熟威したものはトロトロの部分をスプーンですくって歯べるのがペスト。
クラッカーやバゲット、パン・ド・カンバーニュ(全粒粉入りのフランスの田舎バン)を添えるとおいしさが増します。マスカットやイチゴと一緒でもOK。
ワインは赤、特にフルーディーなものと相性がよいです。

 

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