見た目はレアチーズケーキのようで、味わいもよく似ています。ただしチーズケーキほど甘くありません。
1950年代に生まれた製品。
パリに近いイル=ド=フランス地方の村のチーズ職人ブルソー氏が、ブリのあと味を持つチーズをつくろうと開発しました。
イル=ド=フランスの良質な原料乳の風味を生かし、熟成を待たずに食べられるチーズを目ざしたのです。
考案者で生産者のブルソー氏の名前がつけられています。
熟成前の新しいうちから、軽い味わいを楽しむことができます。
おだやかなテイストの中にブリを思わせる上品な風味があります。
やわらかい綿毛のような薄い表皮におおわれ、□に入れるとさらりと溶け、上質なバターのような口当たり。
生地はクリーム色でしっとりとしています。
脂肪分が70パーセントと高いトリプルクリームタイプなので、とてもクリーミー。
クセと呼べるほどの強さはありませんが、しっかりとした味わい、軽い酸味と香りもさわやかです。
熟成するにつれて、濃厚な味わいへと変わっていく変化を楽しみましょう。
バゲットやクルミ入りパンにたっぷりのせて味わいたいチーズ。
フルーツを添えてデザートにしてもOK。
ワインは、軽めから中程度のソフトな赤ワインを選びましょう。
白なら、やや辛口のものがよいでしょう。