生乳(せいにゅう)とは

生乳は栄養素などを何も加えていない「無添加の牛乳」という意味。
搾ったままの牛の乳のことではなく、
何も加えず、何も除かず、加工していない状態。

 

生乳は、牛乳や乳製品の原料となります。

 

 

一方、牛乳とは広義では牛の乳全般を指し、狭義では無脂乳固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上で細菌数が一定数以下、加熱殺菌されているもののこと。
「牛乳」は、生乳をそのまま飲用できるように殺菌したものです。
また「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」は、
牛乳から乳脂肪の一部またはほとんどを除去したもの。

 

生乳は原料としての乳を指すことが多く、牛乳は製品になった乳を指すことが多い。

 

 

脱脂乳(スキムミルク)や乳脂肪(クリーム)などの乳製品を加えたものは、
「加工乳」と呼びます。
乳製品以外のもの(ビタミン、ミネラル、果汁、コーヒーなど)を加えたものは、
「乳飲料」という表示になります。
牛乳と表示することはできません。