パスタ・フィラータとは

凝固したミルクを熱湯の中で練り上げて、繊維状の組織にしてつくるチーズ。

 

パスタは「生地」、フィラータは「繊維状」という意味です。
合わせて直訳すれば糸状のパスタ。

 

乳を凝固させて脱水した出来立てのチーズ(カード)を発酵させ、一定の酸度に達したら細かく切って熱湯を加えて練ります。
するとつき立ての餅のように伸びる状態になります。チーズの組織が繊維状になります。
それを熱いうちに成型します。イタリアではピンポン玉くらいのものから、100kgくらいの大きなものまで形も様々です。
よく見かけるのは瓢箪型。
このタイプのチーズはフレッシュのままだったり、熟成させるものもあります。

 

日本では「さけるチーズ」がイメージしやすいでしょう。

 

 

代表的なチーズは、カプレーゼやモッツァレラ、カチョカヴァッロです。

 

イタリアの南部で生産されているチーズですが、オーストラリアではカードストレッチングと呼んでいます。